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保育士が上京して働くメリットとデメリット

「都会で働いてみたい」「待機児童問題に貢献したい!」と思っているものの、「生活できるかな」と不安に思っていませんか?

確かに、都会は物価も家賃も地方より高め。せっかく職場を見つけても、働きだしてからギリギリの生活をするのはしんどいですよね。

でも、実は都会だからこそのメリットもたくさんあるんです。

ここでは、上京に憧れている保育士さんのために、上京して働くメリットとデメリットをご紹介します。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

  • 保育士が上京する4つのメリット
    • 1.プライベートが充実する
    • 2.職場が多い
    • 3.小規模保育が多いので、働きやすい
    • 4.お給料の水準が高い
  • 保育士が上京する3つのデメリット
    • 1.物価や家賃が高い
    • 2.人が多い
    • 3.ホームシックになる
  • 上京するときに注意するべきこと
    • 家賃が低いところを知っておこう
    • 上京する保育士を支援するサービス
    • 自治体が補助金を出す「借上げ社宅制度」
    • 保育園が独自に考えたサービス
  • 上京のサポートをしてくれる保育園は、保育士専門の求人サイトで探そう
    • 数多くの求人の中から、自分の希望に合ったものだけを選べる
    • 就職のプロであるアドバイザーのサポートが無料で受けられる
  • まとめ

保育士が上京する4つのメリット

保育士が状況するメリットについて紹介する女性
保育士が上京すると、次のようなメリットがあります。

1.プライベートが充実する

都会では、大人でも遊べるところがたくさんあります。ショッピングモールや遊園地などの種類も多く、休日にしっかりリフレッシュできるのが魅力的です。

近くにコンビニも多いので、「そういえば画材がなかったな」と思っても、すぐに調達できます。

電車の本数も線も多く、気軽に遊びに行ってプライベートを充実できるのは、都会ならではでしょう。

2.職場が多い

都会では職場が多いのもメリットの1つ。自分の希望にあった保育園を選びやすくなります。

例えば、東京都では保育士の有効求人倍率は6倍以上。つまり、6つの保育園で1人の保育士を取り合っている状態です。

そのため、保育士資格があれば未経験でも就職は難しくありません。

また、即戦力として保育士経験者を求める保育園も多く、現場経験があれば好待遇の職場で働くこともできます。

求人サイトを見ても、求人がたくさんあるのはやはり東京や大阪です。

実家の近くに興味のある保育園がないとき、思い切って上京すれば希望条件の保育園が見つかるかもしれません。

3.小規模保育が多いので、働きやすい

都会では、小規模保育が多いので働きやすいのもメリットです。

地方は土地が広いところが多いので、定員100名以上の大型保育がメインとなっています。

しかし、東京や大阪などの都会は、人は多いけれど土地は広くありません。そのため、保育園のほとんどが定員60人以下の小規模保育なのです。

さらに、人が多くなれば、その分保育のニーズも多くなります。都会では多様な保育ニーズに応えるために、小規模保育の種類も増えてきているのです。

例えば、次のようなものがあります。

・小規模認可園:0歳〜3歳のみ預かる保育園。定員6名〜19名
・認証保育所:東京都独自の保育所。定員30名ほど
・企業内保育:会社の社員の子どもを預かる保育所。定員20名ほどだが、会社によって規模が変わる
・院内保育:病院に務める看護師や医師の子どもを預かる保育所。定員50〜70名ほどだが、病院の規模によって変わる

小規模保育園なら子どもが少ない分、イベントの規模も小さいため準備も辛くありません。体力の消費も少なく、子ども一人ひとりと丁寧に向き合えるのもメリットでしょう。

4.お給料の水準が高い

都会の保育園のお給料は、地方よりも高めです。

平成28年度の平均年収を比べてみると、全国平均は326万円なのに対して、東京都では約336万円。約10万円も高くなっています。

なぜなら、首都圏では待機児童問題を解決するために、自治体が競いあって保育士のお給料の改善に力を入れているからです。

例えば東京都では、平成27年度から保育士の給料を上げるために、保育士1人あたり2万3000円の助成金を保育園に給付しています。

実際に、平成27年度では月額平均2万3299円もお給料が上がったと報告されました。また、平成29年度ではさらに2万1000円上乗せして、保育士1人あたり4万4000円の補助金を支給すると発表されています。

保育士のお給料の低さが問題となっている中、上京すればお給料の改善が期待できるでしょう。

保育士が上京する3つのデメリット

都会の家賃の高さにびっくりしている女性保育士
それでは、保育士が上京するときのデメリットは何があるのでしょうか?

1.物価や家賃が高い

やはり物価や家賃など、ものの値段が高いのが1番のデメリットでしょう。

例えば、東京では全体平均よりも5〜6%物価が高くなっています。家も狭いわりに家賃が高
いため、地方から出てきた人は「わりに合わない!」と感じることも。

また2年ごとに家賃約1ヶ月分の更新手数料がかかるのも忘れてはいけません。

自分の希望に合った家をなかなか見つけられないのは、辛いですね。

2.人が多い

都会は平日も土日祝も変わらず、人が多いです。

とくに朝の通勤ラッシュでは、「この電車本当に乗れるの?」というくらい混雑しています。慣れるとなんてことはないのですが、上京した保育士の中にはあまりの人の多さに気が遠くなったという人も。

都会で働く以上、人混みを避けて通れないのは辛いかもしれません。

3.ホームシックになる

都会での暮らしは、地方と全く違います。

景色も環境も変わると、大人でもホームシックになってしまうもの。とくに社会人になって初めて一人暮らしをすると、仕事でも家事でもちょうどいい手の抜き方が分からず、心がパンクしてしまうこともあります。

慣れるまでは、親しい友人や家族とまめに連絡を取って、心を癒してあげましょう。

上京するときに注意するべきこと

上京するときに注意するべきことについて説明する女性保育士
このように、上京するデメリットには慣れたら平気なこともありますが、「お金」というシビアな問題がどうしても出てきます。

しかし、実は上京する保育士のために家賃を支援してくれる制度があるって知っていますか?この制度を知っておけば、自分でアパートを探して借りるよりずっと負担が少なくなります。

また、都会は全ての地域で家賃が高いわけではありません。地域によって相場はさまざまなので、家賃が低いところを事前に知っておけば、家探しにも苦労しないでしょう。

上京するときには、このような保育士を支援する制度や、家賃の相場について知っておくととても役に立ちます。

ここからは、東京の家賃の相場や、上京する保育士を支援するサービスをそれぞれ順番に見ていきましょう。

家賃が低いところを知っておこう

「都会はどこでも家賃高いんだろうな…」というイメージはあるかもしれませんが、実は地区によって家賃は大きく違います。

例えば、東京23区の中では、葛飾区、足立区、江戸川区はとくに家賃が低いです。また、人気エリアからも少し離れると、家賃は下がりますよ。

他にも東京都の中で家賃が低いエリアをまとめてみたので、参考にしてみてください。

東京の家賃が安い地域一覧表

ただし、家賃が安いからと言って、インターネットに掲載されている写真を見ただけで家を決めるのはオススメしません。写真のイメージと、実際の様子は違うこともあるからです。

インターネットで候補を絞り、最終決定は実際に足を運んで確認してからにしましょう。

上京する保育士を支援するサービス

上京する保育士を支援するサービスには、大きく分けると2つあります。

・自治体が補助金を出すサービス
・保育園が独自に考えたサービス

どんなサービスなのか、具体的に紹介していきますね。

自治体が補助金を出す「借上げ社宅制度」

「借上げ社宅制度」とは、上京する保育士が家賃で困らないように、自治体が補助金を出してくれるというサービスです。

月額8万2000円を上限に家賃を補助してもらえます。

東京都内の1人暮らし用物件は、6万円~8万円ほど。 つまり、自分でほとんどお金を出さずに都会に住むことができるというわけですね。

ただし、注意するべきポイントが2つあります。

・あくまでも「補助金」なので、使い道は保育園に任される
・待機児童問題が解消すれば、なくなる可能性がある

自治体は、あくまでも補助金を出すだけ。つまり、使い道は保育園に任されています。そのため、実際に保育園で働き出しても、家賃補助として必ず8万2000円出してもらえるとは限りません。

家賃補助がどれくらい出るかは、保育園の福利厚生をきちんと確認しましょう。

また、自治体が行う「借上げ社宅制度」は待機児童問題を解消するために打ち出された制度です。そのため、もし待機児童問題が解決すれば、補助金を打ち切る可能性があります。

利用したいと思ったら、早めに行動するのが良いでしょう。

保育園が独自に考えたサービス

「借上げ社宅制度」のように、国が主導している制度以外にも、保育園が独自に上京サポートを用意していることもあります。

例えば、次のようなサポートです。

・面接で必要な交通費を全額支給
・引っ越し費用を全額補助
・内定お祝い金を20万円支給
・家具家電をそろえるための準備金を10万円支給
・敷金と礼金を全額補助

このように、上京するのに必要な「初期費用」を補助するサポートが多いです。入社するときだけ受けられるサポートなので、 予算次第では今後なくなる可能性もあります。 保育士を取り合っている今が、利用するチャンスでしょう。

このように、上京するときは国の制度だけでなく、保育園の制度もしっかり確認するとスムーズに上京生活をスタートできます。

それでは、上京サポートをしてくれる保育園はどこで探せばいいのでしょうか?

上京のサポートをしてくれる保育園は、保育士専門の求人サイトで探そう

求人サイトで上京サポートをしてくれる保育園をたくさん見つけて喜んでいる女性保育士
上京のサポートをしてくれる保育園は、保育士専門の求人サイトで探すことをオススメします。

なぜなら、次のようなメリットがあるからです。

数多くの求人の中から、自分の希望に合ったものだけを選べる

都会では保育士の求人が多い分、本当に自分の希望に合った保育園を見つけるのは一苦労。でも、求人サイトを使えば条件を絞って検索できるので、自分の希望にあった保育園だけ探すことができます。

とくに上京サポートが整っている保育園は、応募が殺到する可能性があるので一般的には公開されてないこともしばしば。求人サイトには、そんな「非公開求人」もたくさん取り扱っているので、「就職を絶対成功させたい!」という人にはぜひ使ってほしいですね。

就職のプロであるアドバイザーのサポートが無料で受けられる

求人サイトでは、アドバイザーが就職のサポートをしてくれるのも魅力の一つ。就職に必要な履歴書や面接のアドバイスをしてくれるだけでなく、利用者にぴったりの求人を厳選して探してきてくれたり、保育園の雰囲気も教えてもらえます。

気軽に見学に行けない地方在住の保育士さんには、嬉しいサービスですね。

また、効率よく面接を受けるためにスケジュールの調整もしてくれます。地方から都会へ応募するときは交通費や宿泊費がかかるので、面接や園見学はなるべくまとめて参加したいもの。

慣れない土地だからこそ、都会に慣れているアドバイザーにスケジュールを組んでもらえると安心ですね。

さらに、これらのサポートは全て無料で受けられるのがポイント!サイトの運営費は、求人を掲載している保育園から出してもらっているので、サイトの利用者は無料でサービスを受けることができるのです。

詳しいことはこちらの記事を読んでみてください。
保育士専門の求人サイトが無料で利用できる理由

このように、求人サイトでは、上京を希望している保育士にとってありがたいサポートをたくさん用意しています。

こちらでオススメの求人サイトを紹介しているので、ぜひ気軽に登録してみてくださいね。
求人サイトの口コミ・評判を保育士の視点からチェック!

まとめ

上京を考えている保育士を応援する女性
保育士が上京して働くメリットやデメリット、そして上京する保育士を支援する制度について紹介してきました。

都会では人が多い分、職場もたくさんあります。保育士も不足しているので、就職に困ることはありません。ただし、物価や家賃も高いので「住みにくい」と感じる人がいるのも確かです。

いきなり就職活動を始める前に、「ここの保育園では上京のサポートを受けられるのか」しっかり確認するようにしましょう。慣れない土地での就職なので、求人サイトのサポートを受けるのもオススメです。

ぜひこの記事を参考にして、憧れの都会で活躍してくださいね!

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