保育士の仕事は一般企業ほど堅苦しいマナーが必要な職場ではありませんが、それでもマナーは大切です。
どれだけひとが足りていない園でも、マナーができないひとを採用することはないので、面接では基本的なところは確実に抑えておきたいところです。
目次
1.遅刻しそうなときは事前に電話する
社会人としては当たり前の事ですが、約束の面接時間に遅刻しそうなときは必ず電話を入れるようにします。忙しい時間の合間を縫って時間を作ってくれているのですから、1分でも遅れそうなときは必ず電話します。
ちなみに、どんな正当な理由があっても、遅刻すると評価が下がってしまうのは間違いないので、時間には余裕をもって面接場所に行くようにしましょう。
2.髪型は清潔感を重視
保育士に限らず面接では清潔感のある髪型の方は好ましいです。
ミディアム〜ロングの人は髪を束ねておくようにしましょう。ショートカットの人でも前髪がだらしない感じにならないように、ピンでとめて顔がしっかりと見えるようにするといいと思います。
面接中に髪を直すのはあまり印象は良くないので、お辞儀をしたときに髪が顔にかからないことを目安にすると良いと思います。
3.化粧はいつもより3割控えめにしよう
化粧は特別気にする必要はありませんが、派手なメイクをしている人を好まない人もいるので、いつもより3割程度控えめにするのが良いと思います。
特に目元のアイシャドウやマスカラが濃い目の人は派手に見えがちなので注意します。
唇は荒れていると不健康そうに見えてしまうので、面接の直前にリップクリームをつけると良いと思います。
4.服装はブラウスやジャケットが無難
身だしなみで評価される仕事ではないので、気にしすぎる必要はありませんが、最低限、清潔感のある見た目を心がけることは大切です。
服装は白いブラウスやシャツにジャケット着用が無難です。そんなにかしこまる必要がなさそうでも、きちっと感が伝わるような服装にします。
スカートはNGではないですが、あまり丈の短いスカートだと嫌悪感を感じる人もいるので、注意しましょう。立った状態でひざ上3~5cm、座った時でひざ上10cm以内が目安です。
5.アクセサリーは外しましょう
指輪やブレスレットなどのアクセサリーは子供が怪我をしてしまう可能性があるため、基本的にNGのところがほとんどです。時計もNGのところがあります。
普段から当たり前に身につけているものだと、外すのを忘れてしまうこともあるので、事前に必ず思い出せるようにしておきましょう。
6.靴は黒のパンプス
靴はかかとが3cm程度の黒のパンプスが無難です。ヒールでも問題ないですが、派手な色や高すぎるヒールは不快感を感じる人もいるので避けた方が良いでしょう。
普段履かない靴を履くときは歩き方がぎこちなくなったり、靴擦れしたりすることもあるので、新品を当日に履くのはやめて、少しでも良いので事前に履き慣らしておくとベターです。
7.携帯電話の電源はオフにする
マナーモードであっても、バイブが鳴ると面接する側は気になります。スマホの場合、電話やメールでなくても、アプリが原因で音やバイブが鳴ることもあるので、電源はオフにしておくほうが安全です。
8.ドアを3回ノックしてから入る
意外とやらないひとが多いですが、面接場所の入り口にあるドアは3回ノックしてから入るのが基本です。
「どうぞ」と声がかかったら、「失礼します」と言って入室します。
後ろ手でドアを閉めるのはマナー違反なので、きちんと、両手で音を立てずに閉めるようにしましょう。
9.腕時計に目をやらない
面接中に腕時計に目をやると、相手は不快感を抱きます。落ち着かない印象を与え、評価が下がる原因にもなるので、腕時計に目をやらないようにしましょう。
どうしても、次の予定がある場合は、事前に伝えること、時間が迫ってきたら正直に申し出るようにします。
10.面接官以外にも丁寧に挨拶
面接官に挨拶するのは当然ですが、それ以外に職員にも挨拶をしておいたほうがいいです。
お茶を入れてくれたひと、案内してくれたひと、廊下ですれ違ったひとなど、面接会場で出会った職員には気持ちよく挨拶しましょう。
採用のためだけではなく、そこで働く事になったときのためにも、挨拶しておいて損はありません。
まとめ
面接では面接官に好印象をもってもらえると採用してもらえる可能性が高まります。最低限のマナーを徹底するだけでも、しっかりした人だという印象を与えることができるので、記事で書いている10個のマナーは徹底するようにしましょう。