男性保育士が就職・転職で保育園を選ぶ時に重視する4つのチェックポイントを紹介します

男性保育士としてこれから就職をする、別の仕事から保育園に転職をしたいという方もいるでしょう。そんな時に男性保育士はどこを重視して保育園を選んでいけばいいか迷ったりしませんか?

今回、この記事では男性保育士の目線で保育園を選ぶときのチェックするポイントについて紹介していきます。これから保育士を資格取得を目指し活躍しようと考えている方などは必見です!

男性保育士が就職・転職で保育園を選ぶときのチェックポイントは

それではさっそく男性保育士が就職・転職で保育園を選ぶときのチェックポイントについて紹介していきましょう。

男女分離可されている保育園か


保育士の割合は圧倒的に女性の方が多く、保育園の中には「女性保育士しかいない」が普通のことです。昔は「保母さん」と言われているだけあり、まだまだ女性の職場というイメージは残っています。

その為、男性保育士が保育園を選ぶときにチェックしないといけないのは男女分離化されているかどうかです。

着替えなどを行うロッカールームは男性用・女性用と分かれているか、トイレは男女別か、それとも複数設置されて配慮されているか設備が整っているかとても重要になります。

もし、これらが出来ている保育園であれば「保育士が働きやすいように投資している」ということになります。これは男性保育士に限った話ではありません。

これから少しずつ増えてくるであろう男性保育士に対して保育園側は設備を整えないと、女性保育士も気を遣うことになるからです。

園の広さによってなかなか設備が整えることができない施設もあるかもしれませんが最低でも「男性保育士を受け入れる準備はしている」と言い切れる保育園を選ぶようにしましょう。

園児たちだけじゃなく男性保育士・女性保育士に対して設備をしっかり整えている保育園は働きやすい職場づくりを努力している目安と思ってください。

運営している園が多い企業や法人かチェックしよう


次に運営している保育園が多い企業か法人かチェックするようにしましょう。保育園をたくさん運営している法人や企業はその分、男性保育士に対して理解があるところが多いからです。

また、運営している保育園が多いということはその分「主任や園長」などキャリアアップを狙えるチャンスが多いです。

特に複数運営している会社であれば保育園を統括している部署があるので、園長などの経験を積むことで「部長」などの更なる上を目指せる可能性も。

女性保育士は結婚や出産などで退職をすることが多いので、同じ職場で根付いて働いてくれる男性保育士の方がチャンスがある保育園もあるので現場で経験を積んで、上を目指していってください。

給与がなるべく高い保育園かどうか確認しよう

お祝い金
保育士の給与はメディアでもたまに報道されますが、一般企業と比べると低い水準とされています。しかし、実際の保育士の平均年収は約345万程度と女性全体の平均年収と同じぐらいなのです。

しかし、将来結婚を考えている男性の場合は、この年収で子どもを養っていくにはなかなか厳しいはずなので少しでも給料が高くて長く働ける保育園を選ぶ必要があります。

この給与関しては先ほど紹介した「たくさん保育園を運営している企業・法人」も大事な要素であり、主任や園長・施設長になれば一般企業で働くサラリーマンより年収は高くなる可能性があります。

給与はなるべく高く、尚且つ長く働ける環境であるかは男性保育士にとってはとても重要なところ。もちろん女性保育士でも大切な項目かもしれませんが女性保育士の場合は「育児休暇取得しやすい」や「出産後の時短勤務などで無理なく働ける」などがメインのチェックポイントになるでしょう。

近年の保育求人の中には待遇が改善され月給25万スタート土日祝休み、持ち帰りは基本なしなどの求人も増えてきているので、しっかりと調べたら保育業界の中では高い給与を貰える保育園を見つけることができるはずです。

男性保育士がいるかチェックしよう


やはり、男性保育士が就職・転職で保育園を選ぶときにチェックする大事なポイントとしては「男性保育士の在籍状況」はチェックしていた方がいいでしょう。

最近では男性保育士の採用に積極的なところも増えてきていますが、性差ゆえのいわれのないクレーム、お父さんやお母さんからの理解のないクレームを恐れて採用に消極的な保育園はたくさんあります。

その為、これから男性保育士として活躍していこうと思っているのであれば「男性保育士がいるか」はとても重要なポイントです。

先輩の男性保育士がいれば保育園側に理解があるということであり、また同じ男性がいるということは「肩身の狭さ」を軽減にも繋がります。

割合としては女性職員の数に対して1割以上男性保育士を雇っている、または目指している保育園は狙い目です。

ただし注意しなければならないのは「在籍状況」であり過去に男性保育士を雇った実績があるなどはあまり当てにしてはいけません。何故なら、その人は退職しているからです。

退職理由は人それぞれであり、中にはやむを得ない事情もあるかもしれませんが、本当に良い園であれば基本的に経験を積み、キャリアを上げていかなければならない男性が辞めることはありません。

過去に男性保育士を雇ったかどうかではなく、今どれだけ男性保育士がいるのかをチェックするようにしましょう。

チェックポイントはあくまでも目安。自分の優先度をしっかりと考えよう

重視するチェックポイントについてお伝えをしましたが、これはあくまでも「一般的」なお話であり、絶対ではありません。

男性保育士を目指す人の中にも「自分は運営側よりずっと現場で働いていきたいんだ!」という人もいるでしょう。

近年では中堅保育士の処遇改善により「専門リーダー」という役職も誕生しました。専門リーダーは現場のスペシャリストを目指す役職であり、第一線で常に活躍をしたい人が目指すものです。

主任や園長などの運営側に行くのではなく、保育士として常に園児と寄り添っていきたい人は、狙ってみるのもいいでしょう。

また、中には「自分より結婚する彼女の方が稼いでいるから、将来的には自分が育児休暇を取れる方が都合が良い」という男性もいると思います。

一般企業では男性の育児休暇というのは、なかなか認められないこともありますが、保育園であれば認めてもらえるケースも多いようです。

自分よりもパートナーの方が稼いでいて、キャリアについてはそこまで深く考える必要がないのであれば、男性保育士が育児休暇を取れる、時短勤務が出来る保育園に行くといいでしょう。

まとめ

男性保育士が就職・転職で保育園を選ぶときにチェックするポイントについて紹介しましたがいかがでしたか?

重視するチェックポイントとしては「男女分離化されているか」「給与が高いか」「複数の保育園を運営している会社・法人か」「男性保育士はいるか」などです。

もちろん、中には「それほど重要ではない」という人もいるかもしれませんが、キャリアを積んでいき、将来的に主任や園長として頑張って給与を上げたいというのが一般的でしょう。

もし、これから男性保育士として就職・転職をしていくのであれば、是非今回紹介した内容を参考にして挑んでください。

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