保育士が履歴書に転職理由を書くときに気をつけたほうがいいこと

履歴書

転職活動をするときに履歴書は必須ですが、その履歴書には転職理由を書かなければいけない場合があります。ありのままに書くべきか、書かないべきかで悩む人は多いと思いますが、結論からいうと書かない方がいい転職理由というものはあります。書くにしても書き方ひとつで相手の印象は全然違うので、注意が必要です。

書かない方がいい転職理由3つ

人間関係がうまくいかなかった

「嫌がらせをする先輩がいた」「園長先生に嫌われていた」など、人間関係を理由に退職したひとは多いと思いますが、履歴書にはあまり書かない方が無難です。

たとえそれが事実だったとしても、第三者にはその辛さはなかなか伝わらないものだからです。

例えば「嫌がらせをする先輩がいた」という理由を履歴書に書いても、読み手は「本当にそんな人いるの?」「被害妄想じゃないか?」「メンタルが弱いだけでは?」と思ってしまい、感情移入することも同情することもできません。

それを書いても伝わらないだけでなく。「考えが甘い」「どこでもそんなこと起こりえる」などと、思われてしまい、評価を落としてしまうことになりかねません。

辛かった気持ちはそっと置いておいて、できるだけそれ以外の理由をあげたほうがいいです。

給料が低い

実際に保育士の仕事は仕事内容の割に給料が低いので、それを転職理由に書きたくなってしまうのですが、これもあまり書かない方がいいです。

その理由は、「保育士が知っておきたい保育園のお金の話 経営や給料の決まり方を分かりやすく解説」でも書いているように、保育士の給料は上がりにくい構造になっているため、給料が上げたくてもなかなか上げることが難しいからです。

採用する側からすれば給料を上げ続けることができないことは分かっているので、「もし給料が下がったらすぐに辞めてしまうんじゃないか」と不安になってしまうのです。

「給料の未払いが続いた」「残業代が支払われていない」などのような、明らかに労働基準法から逸脱している場合は書いた方が良いですが、単純に給料が低いから他のところに転職しようと思ったという場合にはそれを心の中に留めておいて、もっと無難な転職理由を書いた方が良いでしょう。

保育園・幼稚園に対する批判

基本的に前職に対する批判は転職ではタブーで、絶対にやらない方がいいです。保育士の転職でもそれは例外ではなく、前の保育園・幼稚園を批判するような転職理由はやめたほうがいいです。

例えば、「園長の方針が納得できない」「職場の雰囲気が悪すぎる」「設備が老朽化しすぎている」「保護者にモンスターが多い」など、保育園・幼稚園に対する批判はたとえ事実だったとしても、単なる愚痴に聞こえてしまうので、聞いてる側の印象はすこぶる悪いです。

最悪の場合、環境を批判するばかりで自分に責任を向けることができない軽薄なひとという烙印を押されてしまうかもしれません。

ポジティブに言い換えることが大事

上の内容を見てもらうと分かる通り、転職理由は基本的にネガティブな内容はNGです。それが事実であったとしても、初対面の第三者にとっては「ただの愚痴」に聞こえてしまうからです。

転職理由は「今の職場ではどうにも解決できない状況にあること」を示し、「今回の転職がどうしても必要であること」を伝えることが大切です。

どうしてもネガティブな理由しか思いつかない場合には、それをできるだけポジティブに聞こえるように言い換えます。

例えば、「給料が安い」は「仕事量や経験に見合った報酬が得られる園で働きたい」と、「人間関係が悪い」は「保育に対する考えを共感し合える仲間と働きたい」と、「仕事量が多すぎる」は「一人一人の子どもと丁寧に接したい。」というように、前向きな気持ちから転職を考えていることを伝えるようにしましょう。

  • 「給料が安い」→「仕事量や経験に見合った報酬が得られる園で働きたい」
  • 「人間関係が悪い」→「保育に対する考えを共感し合える仲間と働きたい」
  • 「仕事量が多すぎる」→「一人一人の子どもと丁寧に接したい。」

まとめ

志望動機や自己PRはありのままを伝えて良いと思いますが、転職理由はありのままに伝えてしまうと損をしてしまうことがほとんどです。

記事で書いたような3つの転職理由は書かないようにして、書くにしてもポジティブに言い換えるように心がけましょう。

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