レクリエーション・インストラクターとは?仕事で活かす方法や資格を取る方法を解説

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レクリエーション・インストラクターとは、年齢や目的に合わせたレクリエーションを提案できる専門家のこと。ただ楽しい遊びを提案するのではなく、「コミュニケーションが取れるようになった」「心が元気になった」と感じられるレクリエーションを企画します。

でも「どんなスキルが身につくの?」「どんなところで役に立つのかな?」と思うかもしれませんね。

そこでここでは、レクリエーション・インストラクターについて詳しくご紹介。仕事で活かす方法や資格を取る方法についても解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

レクリエーション・インストラクターとは

レクリエーション・インストラクターの指導のもと、探検に行く子どもたち
レクリエーション・インストラクターとは、歌やゲーム、集団遊びやスポーツなどを効果的に利用して楽しい空間を作り出し、集団をリードする専門家のこと。「公益財団法人 日本レクリエーション協会」が認定している民間資格です。

レクリエーションには、コミュニケーションを促進させるものもあれば、協調性や運動能力を高める効果があるものもあります。単に遊びを楽しむのではなく、対象者が活動を終えたとき「心の元気が高まった」と感じるように、展開しなくてはいけません。

このように支援の裏づけとなる理論があって、本当の「レクリエーション」と言えるのです。 

レクリエーション・インストラクターは、新しいレクリエーションを見つけて、年齢層に合った指導を行い、生涯スポーツなどさまざまな面で地域貢献や福祉に取り組んでいきます。

レクリエーション・インストラクターはどんなところで働いているの?

レクリエーション・インストラクターはどんなところで働いているのか悩む保育士
レクリエーション・インストラクターは、次のようなところで活躍しています。

・子ども会
・老人クラブ
・社会福祉施設
・学校や職場の行事

レクリエーションの根底には「楽しさ」があることから、幼稚園教諭や保育士、介護福祉士、学校教員などが資格を取得することが多いです。

それでは、保育士がレクリエーション・インストラクターを取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか?

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保育士がレクリエーション・インストラクターの資格を取得するメリット

レクリエーション・インストラクターの資格を取るメリットについて紹介する女性
保育士がレクリエーション・インストラクターを取得するメリットには、次のようなものがあります。

・目的に合わせたレクリエーションを企画できる
・遊びやコミュニケーション方法の幅が広がる
・保育士同士の交流会イベントを企画できる

保育士がレクリエーション・インストラクターの資格を取得すれば、学習の目的に合わせたプログラムやイベントを企画できます。子どもたちの一体感を生み出したり、集団をリードして楽しい時間を作り出すことに役立つでしょう。

また、今までと視点の違った遊びやコミュニケーション方法を企画できるので、視野の広がった教育ができるようになります。

保育士の仕事のほとんどは、遊びやレクリエーションです。レクリエーション・インストラクターの資格があれば、指導する側としてあらゆるスキルを使い、子どもたちのの関心を引くことができるでしょう。

さらに、子どもに対してだけでなく、職員同士のコミュニケーションの向上を目的としたイベントを企画することもできます。

仕事だけでなく、職員同士の交流にも役に立つスキルを身につけられるのは嬉しいですね。

それでは、レクリエーション・インストラクターの資格を取るにはどうしたらいいのでしょうか?

レクリエーション・インストラクターの資格を取るには

レクリエーション・インストラクターの資格を取る方法について紹介する女性
レクリエーション・インストラクターの資格を取得するには、2つの方法があります。

・課程認定された專門学校や短大、大学で指定された授業の単位を取得する
・各都道府県のレクリエーション協会で行われている養成講習会を受講した後、審査に合格する

ただし、社会人の方が資格を取るのであれば、養成講習会を受講した方が金額が安いのでオススメです。18歳以上なら誰でも受験することができますし、平日の夜間や週末に講義が行われます。中には、連続した休日で宿泊しながら集中的に勉強できる「合宿」形式で講義を行うことも。自分のスタイルに合った形で勉強できます。

講習会ではレクリエーションの理論や実技だけでなく、現場実習もしなくてはいけません。全てのカリキュラムを修了した後、筆記や実技、活動レポートなどの審査を受けて合格すれば、レクリエーション・インストラクターとして登録されます。

講習会の受講料は都道府県によって異なりますが、25,000〜50,000円のところがほとんど。その他にかかるお金は次の通りです。

・ 受験料:1,029円
・ 認定料:5,142円
・ 登録料:11,315円

登録料は、公認指導者としての登録だけでなく、レクリエーション用具を購入するときの割引サービスなどに使われます。2年ごとに更新しなければいけないので、注意しましょう。

まとめ

子どもとシャボン玉遊びをするレクリエーション・インストラクターの女性
レクリエーション・インストラクターについて、仕事で活かす方法や資格を取る方法について紹介してきました。

レクリエーション・インストラクターは、年齢や目的に合わせたレクリエーションを提供する専門家です。ただ楽しい遊びを提供するのではなく、「心が元気になった」と感じられるようなレクリエーションを提案します。

さまざまな年齢に対応できるので、子どもだけでなく大人も楽しめるレクリエーションを企画するスキルが身につきますよ。

「子どもを楽しませたい」「目的に合った新しいレクリエーションを提案できるようになりたい」という方は、ぜひ取得してくださいね。

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野外学習やレクリエーションで役立つ資格

メンタルケアのスキルを磨くための専門資格

医療や病児保育に関わる資格

福祉関連で役立つ資格

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