「死にたい」「辛い」と悩む保育士に伝えたい6つのこと

「死にたい」「辛すぎて、仕事に行きたくない」と悩んでいませんか?

保育士は、体力も精神力も使う仕事。そのため、働いているうちにうまくいかないことがあると、どうしても気持ちが落ち込みやすくなります。「せっかく夢を叶えたのに、死にたいと考えてしまうなんて私はダメな人間だ。」と思ってしまうかもしれませんね。

でも大丈夫。「死にたい」と思う気持ちに罪はありません。大切なのは「死にたい」と思ったとき、どのように対処するかです。

ここでは、「もう耐えられない」と思ったときの対処法を具体的に紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

「死にたい」と思ったときは、正常な心のサイン

死にたいと考える保育士

心理学では、「死にたい」と思う気持ちは、人の防衛本能の一つとされています。なぜなら、死にたくなるほど辛い現状から、すぐ「逃げる」ことができる方法だからです。

つまり、悲しいことや辛いことが続き「死にたい」と思ってしまうのは、正常な心のサイン。おかしいことではありません。

ただし、次のようなことが続くと、本格的に心が疲れてしまいます。

    ・命に関わる仕事をしていて、責任が重い
    ・肉体労働が多い
    ・人間関係がダイレクトに仕事に影響する
    ・周りに理解者が少ない

本格的に心が疲れてしまうと、うつ病を発症することも。うつ病になると、一生心の病とたたかうことになります。そうならないように、自分自身を守る方法を知りましょう。

次からは、「死にたい」と思ったときにぜひやってほしいことについて紹介していきます。

「死にたい」と思ったときにやってほしいこと6つ

悩む保育士
「死にたい」と思ったとき、対処法を知っていると心が楽になります。

自分の心を守る方法は、次の6つです。

  • まずはしっかりと心と体を休める
  • 話を聞いてもらう
  • 今の環境を変える
  • 心の病気をセルフチェックする
  • うつ病と判明したら、休職する
  • 自分の幸せを第一に考える

それぞれ詳しく説明していきます。

しっかりと心と体を休める

「死にたい」という考えが浮かんだら、しっかりと心と体を休めましょう。休養をとると心身の疲れがとれるため、冷静に現状を分析できます。

まずは、完璧主義をやめましょう。帰る時間を決めて、仕事が終わらなくても時間が来たら必ず帰るようにします。休職届けを出すのも方法の一つ。とくに先輩との関係や職場の環境が原因で心や体調に不調が出たときは、理由を伝えると休みをとりやすくなります。

なるべくはやく、心が疲れる原因から離れるようにしましょう。

話を聞いてもらう

「死にたい」と思いつめている方は、すぐに誰かに話を聞いてもらいましょう。

心にためたことを人に話すだけでも、気持ちは軽くなるもの。また、誰かに話すことで自分の気持ちを整理でき、頭をリセットして判断ができるようになります。

身近に理解してくれる友人や家族がいる方は、話しやすい人を選んで相談しましょう。もし理解してくれそうな人が近くにいなければ、心療内科や精神科などの医療機関、自治体が行っている相談窓口で、心の専門家に相談するのも手の一つ。

他にも厚生労働省が委託している、「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』」では、一般社団法人日本産業カウンセラー協会が相談にのってくれます。

祝日や年末年始をのぞき、月曜日と火曜日の 17:00~22:00、もしくは 土曜日と日曜日 の10:00~16:00 で電話相談を受け付けています。

気軽に電話してみてくださいね。

今の環境を変える

「死にたい」という気持ちでいっぱいの人は、今の環境を変えてみましょう。

仕事を休んだり、誰かに相談することはいわば一時的な解決。職場や家庭など、苦しみの根本的な原因を取り除くことで、はじめて本当に問題を解決できます。

例えば、家族からのプレッシャーが辛い方は、家を出ることも方法の一つ。職場がストレスなのであれば、思い切って転職するのも良いでしょう。保育士は人手不足と言われています。そのため、OLや事務職に比べれば転職しやすいのが特徴です。簡単に登録できる転職サイトもあるので、気軽に登録してみてください。

心の病気をセルフチェックする

「死にたい」と思うようになったら、心の病気をセルフチェックしてみてください。セルフチェックすることで、うつ病の可能性があるかどうか判断できます。

次の症状で当てはまるものがいくつあるか数えてみてください。

  1. 体がだるくて、疲れがとれない
  2. 何をする気が起きない
  3. 急に落ち込んだり、悲しくなって泣きたくなる
  4. 眠れない。寝つきが悪く、目がすぐ覚めてしまう
  5. 食事がおいしくない。食べたくない
  6. 前まで楽しかったことが、全く楽しくない
  7. 誰にも会いたくない
  8. 息苦しさを感じる
  9. 何でも物事を悪い方に考えてしまう
  10. 「自分はつまらない人間だ」「死にたい」と思う

もし当てはまる症状が複数あり、2週間以上続いていたら、心療内科や精神科(メンタルクリニック)に相談しにいきましょう。

もしも、うつ病と判明したら休職を

お医者さんに診断された後、うつ病と判明したら休職しましょう。

うつ病は、突然の環境の変化で悪化することがあります。そのため転職や退職で全く違う環境にするよりも、長期休みである「休職」がオススメです。

うつ病は、カウンセリングと不安な気持ちを抑える薬を処方して治療します。薬は依存性が少ないもので、支払いには健康保険が使えます。ただし、カウンセリングは臨床心理士が行うため、自己負担。1回5000円ほどかかるので、注意してください。

ある程度治療費がまかなえるように、給料をもらいながら仕事を休める休職制度を利用しましょう。診断結果を保育園に提出すれば、すぐに手続きをとってもらえます。

「休んだら、迷惑がかかる」「子どもたちを置いていくのか?」と思うかもしれませんが、大丈夫。うつ病の一番の治療法は、「休息」です。今はあなた自身を大切にしましょう。

世間体よりも、自分にとっての幸せを考えて

悩む保育士
以上が、「死にたい」と思ったときにやってほしいことです。

「仕事を休むと迷惑がかかる」「年度末までは辞められない」など自分の心を犠牲にせず、ゆっくり休むのが一番の治療になります。

保育士は、子どもの未来を支える大切な仕事。そして子どもたちがイキイキと成長するためには、保育士が元気でいることが大切です。

保育士の代わりはたくさんいます。でも、あなたの人生を代わってくれる人はいません。自分より他人を思いやってしまうまじめな方も、周りの目が気になる方も、まずは自分を大切にしてあげてください。

まとめ

相談する保育士
「死にたい。」「辛い。」と悩む保育士に伝えたいことを紹介してきました。

保育士は、責任が大きい仕事なのに、周りからは理解されにくい仕事。世間体からの視線と保育園での現実のギャップで、心も体も疲れてしまう人は多いのです。

「死にたい」と思うことは、心が助けを求めている最大のサイン。サインに気づいたら、ゆっくり自分をいたわってあげましょう。

今、心の専門家は増えてきています。しかし、お医者さんは自ら患者を見つけることはできません。まずは、自分の心のために、今の状態を誰かに発信していきましょう。

この記事を読んで、少しでもあなたの心が軽くなれば幸いです。

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